忍者ブログ
何かを残したいと思った私の、日々の独り言
カレンダー
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
プロフィール
HN:
Takako+
性別:
非公開
自己紹介:
来てくださって
ありがとうございます

「世界を変えるというのなら」

大層な名前を
つけてしまいましたが、
変える世界は、私自身
それによって
見える世界も
また変わると信じて
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

多分、忘れようとしても忘れないだろう。
今日はそんな日。

数年前までは、今日を過ごすのが辛くて、
仕事を休んで、一人で部屋に閉じこもっていたような気がする。

何があったのか。

それを記すことはしない。
これは私だけの、私だけの痛みで、
誰かに知ってもらって、慰めてもらうべきものではないのだ。

でも、こうして、何かを残すことで、
心の痛みをやわらげたいのかもしれない。

もし誰かが、
今日の私の文章を読んだとしても、
それは忘れて欲しい。
そして、私の痛みと、
それにかかわる過去に触れないで欲しい。

どうか、許して欲しい。


これから、何年生きるか分からない私が、
一生背負っていく、痛みなのだから。


優しくされることも、
無視されることも、

辛いのだ。



来年の今日も、同じコトを想うのだろうか。
PR
私が一日を過ごすのは、世界が見えない場所だ。

つまり、地下なのである。
職場がそこなのだから、仕方がない。
時折やってくる人から、話を聞くだけ。

今日は軒並み、雨の話題だった。

でも、私には雨が降っているのだと言う実感がない。
それどころか、寒さも暑さも、
時計がなければ、時間さえもわからないまま、
働き続けているだろう。

私は時計を見る。

あと、どのくらい、此処にいればいいのだろう。

外はどうなっているのだろう。

雨は降っているのだろうか?
それとも、晴れているのだろうか?

私は、世界が見えない場所から、
世界を恋焦がれていた。



きっと、世界を見た瞬間、その気持ちを失うのだろうけど。




そういえば、そんな映画あったような……
仕事帰りの事。
空は曇っていた。
それでも、うっすらと、月が顔を覗かせていた。

見えそうで、はっきり見えない。

どんな形かも、分からない。

流れる雲の隙間から、少しだけ姿を見せてくれる。
ささやかな月光浴。
でも、その時間はわずか。
満足するほどには、与えてはくれないもの。

明日は天気が悪いのだろう。

家にたどりつく時には、もうその姿を見つけることは出来なかった。


厚い雲の向こう。
その先にいる月は、何も変わらないのに。
もちろん、知り合いでも何でもない。

きっと、私よりも若そうで、すごく派手な金髪をしていた。
はっきり言って苦手なタイプである。
例えるなら、悪いスーパーサイヤ人って感じ。

私が電車に乗り込むと、後を追うように彼も乗車し、
真向かいの席に座った。
電車が動き出す。
見るつもりはないのだが、
その髪型のせいか、どうしても目が行ってしまう。

ふと、気づいた。

彼の手。
大きな手。
でもどこか血色が悪くて、
そう、まるで蝋で作られた見本のようだった。
そんな左手の人差し指から、今にも床に滴り落ちるそうなくらい、
血が流れていた。

痛がっている様子はない。

血も止まっているようだ。

でも、彼には絆創膏もなければ、
血を拭う、ハンカチも持ち合わせていないのだろう。

私は、ずっと彼の血を見ていた。

モノクロ映画で、その血だけが色がついているように
鮮やかで、美しかった。

すると、通りすがりの女の子が、下車するのと同時に
「どうぞ」といって、一枚の絆創膏を手渡した。
彼は、彼女を見ることもなく、
「ども」と軽く口にしただけ。
彼は、絆創膏を握ったまま、使おうとしない。

私は、ただその様子を見ていた。
彼とは目が合わないように。

偶然だった。
私と彼が下車する駅は一緒だった。

彼が先に下り、今度は私がその後を追った。
ホームと改札口をつなぐ階段を登りきると、
彼の姿が視界から消えた。

私は彼の姿を探しはしない。

きっと、洗面台にでも行って、傷口を洗いに行ったのだろう。


さあ、彼は、
もらった絆創膏を使ったのでしょうか。

それが、一番気になります。
まさに、今年最初の雪の華でした(笑)

私の家の近くは、もう雨に変わっていますが、
東京はまだ、降っているのでしょうか。

仕事帰りに、職場の人と話したのだけど、

やっぱり、雪が降るとうれしい。

寒いし、
電車の動きは悪いし、
仕事には行きたくなくなるのだけど、

雪が舞っている世界を歩くのが、とっても楽しいのです。

たぶん、今回は積もることはないのでしょうが、
とにかく、雪が見れて良かった☆


あ、忘れてた……
今日はひな祭りだった。
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10]
忍者ブログ [PR]